2017年03月03日

鳥の方言?

最近、岐阜と下呂を往復する生活が続いているのですが、そんな暮らし故の色々な発見・出会いがあります。
例えば、カワラヒワの鳴き方。
カワラヒワ2.JPG
図鑑には、よく「キリリッ コロロッ ヴィーン」なんて書いてありますが、岐阜市で聞いていると、まあ、そんな感じです。

ところが。
我が家(下呂市萩原町四美)の周辺に集うカワラヒワ君たちの鳴き声はチョッと感じが違うんです。
基礎構成音はあまり変わらないのですが、早口というかなんというか
「キリリッ コロロッ ヴィーン」の「キリリッ」と「コロロッ」、「コロロッ」と「ヴィーン」の音の間に休拍がなくて、全部の音が一続きな上、全体を舌っ足らずに早口にしたようなのです。「チュッチュルチュッチュヴィ〜ン」てな具合なのです。
この鳴き声が、私には「何とかしてくれぇ〜」って聞こえちゃいます。
家から出ると頭上から「何とかしてくれぇ〜」と言われてもねぇ、私としては「なんともしようがない!」わけでして、苦笑しながら手を振ってお別れするんですね。

この鳴き声の差、方言と言えるものなのか、個体差のレベルなのか、私には???ですが、こんな発見が、日々の暮らしを豊かに過ごす(?)糧になっている今日この頃なのです(こんなことでもなかったら「やってられるか!」というわけではありませんので、ご心配なく(^^;)。

byやまんじ
posted by team森也。 at 11:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2016年12月12日

トッペラ

トベラ.jpg

みなさん、こんにちは。

この文章を書いている12月12日。この冬一番の寒さです。
この季節になると、本拠地である下呂市北部にいるより「太平洋側の低地がいいなぁ」と思うことがよくあります。だって、晴天率が高いし、天は広いし・・・。
風は冷たいですけど、わが下呂も「益田風」という冬の地域風が吹きまくるので、「伊吹颪」もまあ許せますしね。
さて、南飛騨にいるとなかなかお目にかかれない常緑広葉樹たち、これに出会えるのも太平洋側低地なればこそですよね。その中でも、この季節印象深い種が「トッペラ」です。
標準和名はトベラ。
初冬に写真のような実を着け、とっても目立ちます。
私の父方は豊橋、母方は蒲郡です。子どものころ、それぞれの故郷に行くと海岸近くに必ずこのトッペラが生えていたように思います。
夏は、アオスジアゲハがたかり、冬は、はじけた赤い実が実る。子どものころの記憶に鮮明に刷り込まれています。
楽しかった子ども時代(今楽しくないわけではありません!(^^;)の良い思い出として残っているのです。

「豊橋や蒲郡じゃ岐阜の生きものじゃねぇじゃん(じゃん、だら、りん、も三河だね)。」なんて言わないでね。岐阜県にも自生しているはずですから・・。
ちなみに、写真は岐阜大学に植栽されているものですが(^^;

パッカリわれたカラから零れ落ちそうな赤い実。
冬晴れに映える、この赤い実。いいなぁ(あくまでも、個人の感想です(^^;)。

byやまんじ
posted by team森也。 at 09:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2014年04月17日

シカの看板

みなさん、こんにちは。

最近こんな看板をよく見ませんか?

シカ看板1.jpg

シカが道路に飛び出してくる恐れがあるので注意してね!
という看板ですね。

でも、この看板、ちょっとおかしくないですか?

赤丸の部分です。

シカ看板1A.jpg

角の形状がヘラジカみたいで、日本のシカらしくない!?

それもそうなんですが、
角の向き!

どっちかというと、次の写真のような感じのほうが、実物に近いのではないかと・・。

シカ看板1B.jpg

写真の角の部分を切り取って左右反転させてみただけなので、微妙な角度の問題などで、いささかリアリティに欠けるところは否めないのですが、実際の看板よりは・・・。

ちなみに、実際のシカはこんな感じ

まあ、いずれの姿が正しいかは別として、こんな看板を立てなければならないほど、シカが増えていて、彼らの生活圏と人の生活圏とがオーバーラップし、様々な問題を引き起こしているのは事実です。

自然の中での私たちの暮らしのポテンシャルが大きく変化して、バランスを崩しているのだと思います。

なんとかしなきゃとおもいつつ、今日はここまで!。

また、項を改めて、みなさんと考えていきたいと思います。

by やまんじ

こんな看板の方が、かっこいいなぁ〜、なんて思ったりもするのでした。
ヨコヤリ失礼いたしました!

BY たま
posted by team森也。 at 14:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2013年09月14日

モモンガが落ちてきた!

みなさん、こんにちは。

今日、岐阜大学の演習林へ歩きに行ってきました。

真之俣谷沿いの渓畔林内の林道を歩いていると、落ちてきたんです!
写真のヤツが、それも2匹も!!

IMGP4374.JPG

これは、モモンガですね。

まだまだ子どものモモンガで、なんか頼りないヤツなんですね。
ギーギーギーと声を出しながら、斜面をおぼつかない足取りで登っていきました。

IMGP4373.JPG

「大丈夫かなあ」と思いながらも、我々が何とかできるわけでもなく、ちょっと写真を撮らせていただいて、そっとその場を離れました。
モモンガのお母さん、お父さん、何とかしてあげてね。と思いながら・・・。

by やまんじ
posted by team森也。 at 13:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2011年03月15日

マンサクが咲き始めました

5マンサク.jpgマンサク2.jpg
 春を告げる花マンサク。花ひとつひとつは必ずしも華やかではありませんが、その錦糸卵にも似た姿が何とも言えずかわいいですね。
 遠目にはホンワリと黄色く色づいて見え、冬の厳しい地方では待ちこがれた春を強く感じさせてくれます。しかし、花の時期が早いため、時として冬の現実に引き戻されることもあります。
 ある年、友人の漆芸作家とマンサクのスケッチにと白川町の笹平へ出かけたのです。ところが、現地は思わぬ積雪。私はひそかに長靴を用意していた(実は、車に載せっぱなしなんですが・・)のですが、友人はスニーカーで悪戦苦闘。私は、彼からずいぶん恨み言を聞くハメとなってしまいました(ひょっとして確信犯?)。それ以来、彼は私との山歩きを警戒するようになってしまいました。
 マンサクが咲き始めると、雑木林の植物たちは、次から次へと花や芽吹きで存在を主張しながら、渾然とした「雑木林」として、一つの存在へとまとまっていくように感じます。 「自己主張と融和」。いい関係を持った集団ですね「雑木林」って!。
                                                 by やまんじ
posted by team森也。 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2010年05月31日

キツネがとりつく?鋭い目・・アマサギ

amasagi.jpg
 「アマサギの『アマ』亜麻色ですか、飴色ですか?」と聞かれることがある。
 実際の色から言えば、私は飴色の方がふさわしいようにも思えるのだが、語感から言えば「亜麻色の髪の乙女」の方がチョッとかっこいいので亜麻色由来説に軍配を上げようと思う。
 初夏、彼等が、水田の稲の上にこのキツネ色、おっと、亜麻色の頭を出している景色はいかにものどかである。しかし、よくよく彼等の顔を見ると、鋭い目つきをしており、先ほどの「亜麻色の髪の乙女」という表現は似つかわしくないようにも思う。
 この鳥、実はなかなかしたたかで、世界的に見ても分布域が広く、また、年々その勢力圏を拡大していると言う。ますます、「乙女と言うにはねー。」となってくる(偏見でしょうか?)。
 アマサギは、繁殖期が終わると、亜麻色の部分がほとんど無くなってしまい、クチバシの黄色い、ただの小さな「白鷺(シラサギ)」になってしまう。
 初夏のアマサギは、その色といい目つきといい、また、一時の姿でしかないことといい、キツネがのりうつったようにも見えるので「狐憑き(きつねつき)」と呼ぼうと密かに計画している。
 すると秋冬は「クチバシの黄色い小僧」となるのかな?
 アマサギさん、勝手に名付けてご迷惑でしょうか?。そりゃそうだよね〜。
                 by やまんじ(写真提供:猪瀬和道氏)
posted by team森也。 at 11:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち

2009年12月01日

ツキノワグマ

tukinowaguma.jpg
 クマが突然目の前に現れたらどうしよう?。そんなことを考えながら森を歩くことがある。谷の向こう側を歩いているところを、双眼鏡で眺めるぐらいの出会いなら歓迎だが・・。
 私の前の職場(岐阜大学演習林)の真之俣林道で若いクマに出会ったことがある。こちらは車に乗っていたので安心して観察することができた(車も公用車だったしネ)。クマには迷惑だろうが、こんな出会いなら大歓迎だ。
 でも、一人歩きの時、真新しいツメ跡や足跡、湯気の立っているような新鮮なウンチなどを見つけてしまうと、不安と期待でドキドキだ。私は、この複雑なドキドキを味わわせてくれる森に強く惹きつけられてしまう。なぜなら、クマが生活できる森こそ、豊かな自然そのものであるし、クマと遠からず近からずの関係を保っていける生活ができる場所こそ、自然をうまく活かし、自然に育まれる社会があると考えているからである。
 金太郎ほどは難しかろうが、クマと仲良くなれればなぁと思っている。クマさんは望んでいないだろうけどネ。   byやまんじ (写真提供・猪瀬和道氏)
posted by team森也。 at 18:48| Comment(1) | TrackBack(0) | 岐阜の生きものたち