例えば、カワラヒワの鳴き方。
図鑑には、よく「キリリッ コロロッ ヴィーン」なんて書いてありますが、岐阜市で聞いていると、まあ、そんな感じです。
ところが。
我が家(下呂市萩原町四美)の周辺に集うカワラヒワ君たちの鳴き声はチョッと感じが違うんです。
基礎構成音はあまり変わらないのですが、早口というかなんというか
「キリリッ コロロッ ヴィーン」の「キリリッ」と「コロロッ」、「コロロッ」と「ヴィーン」の音の間に休拍がなくて、全部の音が一続きな上、全体を舌っ足らずに早口にしたようなのです。「チュッチュルチュッチュヴィ〜ン」てな具合なのです。
この鳴き声が、私には「何とかしてくれぇ〜」って聞こえちゃいます。
家から出ると頭上から「何とかしてくれぇ〜」と言われてもねぇ、私としては「なんともしようがない!」わけでして、苦笑しながら手を振ってお別れするんですね。
この鳴き声の差、方言と言えるものなのか、個体差のレベルなのか、私には???ですが、こんな発見が、日々の暮らしを豊かに過ごす(?)糧になっている今日この頃なのです(こんなことでもなかったら「やってられるか!」というわけではありませんので、ご心配なく(^^;)。
byやまんじ